世界フィギュアスケート・終わる~!真央ちゃん、良い顔をしていますよ!( 単に記録記事 )
誰も予想しなかった女王のつまずきだった。バンクーバーで世界を魅了した「ボンドガール」のSPを滑ったキム・ヨナは、スピンの入りでよろけて回転できなかった。
スパイラルでも途中で脚を上げていられなくなる大失敗。
「何が起きたのか分からない。ジャンプ以外で要素が完全に抜けてしまったのは初めて」
と青ざめた顔で話した。
冒頭の連続3回転ジャンプを鮮やかに決め、本人も「いけると思った」。
だが、次の3回転ジャンプは回転が不足。ここから「左のスケートに何か違和感があった」と急速に変調した。
最大の目標だった五輪で圧勝し、まだわずか1カ月。
「五輪の後、準備できるか不安だった。ここへ来て戦うのが怖かった」と揺れた心理を口にした。
SP7位ながら首位との10・10点差は、フリーで本来の演技をすれば逆転可能だ。
オーサー・コーチは「五輪では約20点もの差をつけたのだから」と自信を示したが、五輪に匹敵する爆発力が残っていることが前提になる。 (共同通信)
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鬼気迫る演技中の顔が、
一気に安堵(あんど)の表情へと変わった。
両腕を突き出し、何度もうなずく浅田。
五輪でミスがあったフリーの「鐘」をほぼ完ぺきに滑りきり、
1カ月前に苦杯をなめさせられたライバルの金妍児を合計で7点近く上回った。
2度挑んだトリプルアクセルは二つ目がわずかに回転不足。
それでも「自分のことだけを考える。
やってきたことを出し切り、確実に滑るだけ」の言葉通りに、
ジャンプだけでなく、スピンやスパイラルでもSP同様に得点をしっかり重ねた。
多くの有力選手が今季の目標を五輪に絞った中で、
19歳は「五輪と世界選手権を頑張りたい」と話していた。
どんな試合も全力で戦う、浅田らしい言葉だった。
五輪後は緊張感から解放され、気持ちが浮ついた日もあった。
だが、大会前の日本での練習は時差があるトリノでの競技時間を意識し、
日付をまたぐ深夜に行った。
一時は約2キロも増えたという体重も、しっかり落としてきた。
序盤戦はスランプに陥って涙に暮れた。
ふがいない自分に腹も立てた。
初の五輪は悔し涙の銀メダルに終わった。
喜怒哀楽に満ちた激動のシーズン。
昨年の世界選手権を含めて4連敗と圧倒されてきた金妍児に、最後は一矢を報いた。【共同】
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◇安藤美姫
気持ち良く練習通りに滑ることができた。
精神的に弱い自分に区切りをつけたかった。すごく、ほっとした。【共同】
◇ヨナ、集中続かず
演技を終えた金妍児の顔に、後悔の色はなかった。
SPで7位と出遅れ、切れた集中の糸をつなぎ合わせたが、持続したのはフリーの中盤まで。
3回転サルコウで転倒し、終盤の2回転半は踏み切りで失敗した。
フリーは五輪で出した世界歴代最高を20点近く下回る130・49点。
それでも「ジャンプでミスしたが、大会を終われてうれしい。今季が終わるこの瞬間を待っていた」。【共同】
◇鈴木、立て直し納得
鈴木は後半の3回転ジャンプが1回転になったほかは無難にまとめ、
20位と大きく出遅れたSPから順位を上げた。
「最後まで気持ち良く滑れた。とりあえず、ほっとした」と
納得の演技で今季を締めくくった。【共同】
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どの方も、お疲れ様~!

集中力の世界!
厳しい本番を、やり遂げた顔は、どの子も美しい!











この記事へのコメント
テレビでは、生中継をしていなかったので、ラジオカナダのHPで生中継をしていましたので、そちらを見ていました。
キム・ヨナは完全に五輪とは別人でしたね。
この後、どうするのか分かりませんが、まだ若いので真央ちゃんと共にソチを目指して欲しいと思うのですが。
他の選手も頑張って来期を迎えて欲しいものです。
こんにちは!
ラジオカナダのHP、Twitterで見ると良いよ~と、つぶやいて居られる方がありました。気付いた時には、もう終わって居ました。
ニュースで、キムヨナの演技を見ましたが、精彩が無く、疲れて居て・・・彼女の強さがまったく感じられない演技、彼女も普通の女の子、あの気迫を持ち続けることは、無理だったのでしょう。
それに控えて、真央ちゃんは、コンスタントな精神力で頑張ったように思います。いずれにしても、二人の対決で双方の国のフアンがガタガタ言い争いをしていたようですが、それは見苦しいもと。彼女らも望まないと思います。
国を越えて・・・挑戦する彼女らの挑戦に敬意を払います。