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<<   作成日時 : 2016/04/06 09:05   >>

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"世界一貧しい大統領"ムヒカさんの幸福論

「 簡素に生きていれば、自由なんだ 」



朝日新聞デジタル記事から |

        執筆者: 朝日新聞社提供


2016年04月01日



質素な暮らしぶりから、

「 世界で一番貧しい大統領 」


として注目を集めた南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領が、

近く出版社などの招きで初来日する。

「 清貧の思想 」

を地でいく農園暮らしの根っこには、いったい何があるのか。

いまも上院議員として、国民から熱い支持を受ける政治家の自宅を訪ね、

その原点を聞いた。

     ◇

首都モンテビデオから車で30分。

畑のわきの小さな平屋で、ムヒカ氏は上院議員の妻と2人で暮らす。

愛車は1987年製の昔懐かしいフォルクスワーゲン。

自ら家事をし、畑も耕す。

秋を感じる南半球の3月。

トレパン姿で出てきたムヒカ氏が、庭のベンチに腰を下ろした。


■大統領公邸に住まなかった理由

――とても静かですね。

「 いいところだろう。

  この国は自然豊かで、とても美しい。

  特にこんな小さな村は年寄りが暮らすには、もってこいなんだ 」

――大統領公邸には結局、引っ越さなかったそうですね。

「 当たり前だよ。

  私はもともと農民の心を持って生まれた。

  自然が大好きなんだ。

  4階建ての豪邸で30人からの使用人に囲まれて暮らすなんて、まっぴらだ 」

――アラブの富豪が、あなたの愛車に

    100万ドル払うと購入を申し出た噂(うわさ)を聞きました。

「 本当の話だ。

  息子が珍しい車を集めていると言っていたな。

  もちろん断ったさ。

  あの車は友人たちからもらった大事な贈り物だ。

  贈り物は売り物じゃないんだよ 」

――「世界で一番貧しい」という称号をどう思いますか。


「 みんな誤解しているね。

  私が思う『貧しい人』とは、限りない欲を持ち、いくらあっても満足しない人のことだ。

  でも私は少しのモノで満足して生きている。

  質素なだけで、貧しくはない。 」

「 モノを買うとき、人はカネで買っているように思うだろう。

  でも違うんだ。

  そのカネを稼ぐために働いた、人生という時間で買っているんだよ。

  生きていくには働かないといけない。

  でも働くだけの人生でもいけない。

  ちゃんと生きることが大切なんだ。

  たくさん買い物をした引き換えに、

  人生の残り時間がなくなってしまっては元も子もないだろう。

  簡素に生きていれば人は自由なんだよ。 」

――幸せだと感じるのは、どんなときですか。

「 自分の人生の時間を使って、自分が好きなこと、やりたいことをしているときさ。

  いまは冬に向けて、ビニールハウスにトマトの植え替え作業をしているときかな。

  それに幸せとは、隣の人のことをよく知り、地元の人々とよく話し合うこと。

  会話に時間をかけることだとも思う。」

――大都会の生活では難しいですね。

「 人間が犯した間違いの一つが、巨大都市をつくりあげてしまったことだ。

  人間的な暮らしには、まったく向いていない。

  人が生きるうえでは、都市は小さいほうがいいんだよ。

  そもそも通勤に毎日3時間も4時間も無駄に使うなんて、馬鹿げている。 」


――でも、東京で私たちはそうやって暮らしているのです。


「 効率や成長一辺倒の西洋文明とは違った別の文化、

  別の暮らしが日本にはあったはずだろう。

  それを突然、全部忘れてしまったような印象が私にはある。」

――2012年にブラジルの国連会議(リオ+20)でした演説は、

    日本で絵本になりました。

「 このまま大量消費と資源の浪費を続け、

  自然を攻撃していては地球がもたない、

  生き方から変えていこう、と言いたかったんだ。

  簡素な生き方は、日本人にも響くんだと思う。

  子どものころ、近所に日本からの農業移民がたくさんいてね。

  みんな勤勉で、わずかな持ち物でも満ち足りて暮らしていた。

  いまの日本人も同じかどうかは知らないが。 」

     ◇

60〜70年代、ムヒカ氏は都市ゲリラ「トゥパマロス」のメンバーとなり、

武装闘争に携わった。

投獄4回、脱獄2回。銃撃戦で6発撃たれ、重傷を負ったこともある。

獄中に14年、うち10年は独房に

――軍事政権下、長く投獄されていたそうですね。

「 平等な社会を夢見て、私はゲリラになった。

  でも捕まって、14年近く収監されたんだ。

  うち10年ほどは軍の独房だった。

  長く本も読ませてもらえなかった。

  厳しく、つらい歳月だったよ。 」



「 独房で眠る夜、マット1枚があるだけで私は満ち足りた。

  質素に生きていけるようになったのは、あの経験からだ。

  孤独で、何もないなかで抵抗し、生き延びた。

  『人はより良い世界をつくることができる』

  と、いう希望がなかったら、いまの私はないね。 」

――刑務所が原点ですか。

「 そうだ。

  人は苦しみや敗北からこそ多くを学ぶ。

  以前は見えなかったことが見えるようになるから。

  人生のあらゆる場面で言えることだが、

  大事なのは失敗に学び再び歩み始めることだ。 」

――独房で何が見えました?

「 生きることの奇跡だ。

  人は独りでは生きていけない。

  恋人や家族、友人と過ごす時間こそが、生きるということなんだ。

  人生で最大の懲罰が、孤独なんだよ。 」

「 もう一つ、ファナチシズム(熱狂)は危ないということだ。

  左であれ右であれ宗教であれ、狂信は必ず、異質なものへの憎しみを生む。

  憎しみのうえに、善きものは決して築けない。

  異なるものにも寛容であって初めて、人は幸せに生きることができるんだ。 」


彼がブラジルで 講演した時




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世界一貧しい大統領来日で 「舛添知事も見習え」の大合唱

2016年4月5日

恥ずかしすぎる品性(C)日刊ゲンダイ 記事より


「世界で最も貧しい大統領」として知られる南米ウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領(80)が5日、初来日した。

 
ムヒカ氏は昨年退任するまで5年間、大統領公邸に住まず、

給与の9割を貧しい人々のために寄付し、

月額1000ドル(約12万円)ほどで生活した。

80年代から今に至るまで、首都郊外の農場で質素な暮らしを続けている。

 

ムヒカ氏を一躍、世界的な有名人にしたのは、

2012年にブラジルの国連会議で行った演説だ。



市場経済による消費増大社会を痛烈に批判し、

「 より便利で、より豊かで、私たちは幸せになったのでしょうか 」

などと問いかけた“伝説のスピーチ”は、ネットを通じて世界中に拡散した。

 

日本でも14年に

「 世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ 」(汐文社)という絵本になり、

きのう現在で累計19万3000部のベストセラーに。

そんなムヒカ氏が出版社の招きで初来日するこのタイミングで、

「 おまえも見習え 」

などとネット上で猛バッシングされている男がいる。

血税5000万円の“海外豪遊出張”で非難ゴウゴウの舛添要一都知事(67)だ。




舛添知事は昨年10月27日から7日間の日程で、パリとロンドンへ出張。

総勢20人の“大名旅行”で、舛添知事はファーストクラスを利用し、

最高級ホテルのスイートルームに宿泊した。

と思ったら、今度は12日から5泊7日の日程で

米ニューヨークとワシントンへ“花見外遊”に出かける。

 


1日の会見で、香港の記者から

「 ロンドンとパリの出張に対する批判が完全に消えたわけではないが 」

などと突っ込まれた舛添知事は、言うに事欠いて

「 香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか。

  恥ずかしいでしょう。 」

などと強弁してみせた。

ネット住民じゃなくても

「おまえの方が恥ずかしい」

とため息をつきたくなる。

 
歴史作家の加来耕三氏がこう言う。



「 幕末から明治にかけて海外留学した日本人は、

  国を背負っているという矜持を持って海を渡ったわけです。

  そして彼らは堂々として気品があり、知性的だと評価された。

  問われるのは品性であって、見えを張ったお金の使い方ではない。

  そもそも江戸の町、つまり東京をつくった徳川家康は

  質素倹約を命がけで説いている。

  上に立つ者がぜいたくをすれば人心が乱れ、

  太平の世が乱れると真剣に考えていたからです。

  その東京を代表する人間が恥ずかしさの意味をはき違え、

  ぜいたく旅行をしているようでは、家康も泣いていると思いますよ。 」

 

清貧のかけらもない舛添知事は

ムヒカ氏の爪の垢でも煎じて飲むべし、だ。



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コメント(8件)

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立派な政治家の人がいるもんだ! でも 全世界を調べれば まだまだ「立派な政治家の人」が いるのかな? (日本には いない?)
まだこもよ
2016/04/06 16:08
まだこもよさん
そうですね。近頃の政治家には見当たらない?かも知れません。
少なくとも 私が知っている限り いらっしゃらない!
自分の欲でなく、本当に国の未来を考える政治家よ!出よ〜!!
ハイジママ
2016/04/06 19:48
彼の報道で、涙が出ました。
政治家でこのような感動は、生涯無かったです。世界に一人だけいたんですね。
一人だけ・・・。
ベランダ農夫
2016/04/06 22:26
ママさん、こんばんは、、いつもありがとうございます。
ムヒカ大統領の国際会議、、確か国連?、、での演説をテレビで聴いていました、、先進国の首脳達は最初はバカにするような表情をしていましたが、その内に演説に引き込まれ、みんな真剣な表情に変化する様が素晴らしかったです(笑顔
朝日新聞デジタルの記事の骨子は同じですね、、日本の政治かも大いに見習って欲しいものですね(怒
OTSUKYON
2016/04/06 23:40
ベランダ農夫さん
そう・・・私は彼が大好きです。
こんなに欲が無く・・・全ての人の為に〜頑張る政治家・哲学者を見たことが有りませんね。居たんだ〜〜こんな政治家が・・・驚きです。
日本で政治家といえば・・・《 欲の塊 ≫ ですものね。
ハイジママ
2016/04/07 08:37
OTSUKYONさん
おはようございます。まさに政治家の鏡ですね。素晴らしい!
日本の政治家どもに聞かせたい!聞く気があるなら??疑問です。聞く気も無いでしょう。
ハイジママ
2016/04/07 08:38
この方の言葉をテレビで見ました。
確かに極端な内容でしたが、説得力のある内容だったと思います。
右と左等々言われますが、経済においてはアメリカ等との正反対に位置する内容でしょう。
その両極端な話から、どこでバランスを取れば良いのかという思考が出来る人が、世界の政治経済面のトップ層に居ない事が最大の問題と感じました。
安倍政権もそうですが、一つの流れを作りそれしか無いと先導し突き進む。
待ち受けることは大きなしっぺ返しであることは過去に経験した筈なのですが、又もや同じことが繰り返され、その部分だけは心得ている小賢しい総理により、同じ過ちを繰り返そうとしてます。
総理の心が貧しいのは国民の心が貧しくなっているからなのか?
今の日本は何が裕福なのでしょう。
MONTA
2016/04/07 20:01
MONTAさん
おはようございます。そう〜これは「哲学」を語ることだと感じています。
経済の話かも知れないけれど、その根底に「哲学」が在るのです。
政治家のほとんどのお方 裕福な環境に生まれ育ったお方には 「 哲学 」は無いと断言します。アメリカの政治家もそう〜日本の政治家もそう〜、苦労無しに 政治家になったようなお方には 「 政治を語る資格 」が無いと断定します。
安倍氏が 小賢しい総理? 誰も思っていません。あの「甘えん坊」には 政治家の資格がありません。
ハイジママ
2016/04/08 08:17

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