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<<   作成日時 : 2016/02/25 09:22   >>

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セロリの栄養 | 昔は薬として使用されてた?

気になる効果効能とは?


独特の香りがある野菜「セロリ」。

その香りのせいか好きな人と嫌いな人がはっきり別れる野菜ですね。

私は 好きです!

でもセロリの香りの中にはストレス解消や食欲増進、頭痛の改善など注目の効能もたくさん。

効能の中には野菜であまりきくことのない避妊効果なんていうのもあるそう?

好きな人も嫌いな人も、一度セロリの栄養・効能を見直してみませんか。


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セロリの原産地は地中海地域で、古代ローマ時代には

整腸剤や強壮剤としての薬用や香料として使われていたと言いますから

人類と付き合いの長い植物と言えます。

野菜として栽培されたのは16〜17世紀頃からと言われています。


ずいぶん 古い時代から 食べられてきたのですね。 


西洋野菜の代表のようなイメージも強いセロリですが、

日本には豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に持ち帰ったとされており

その歴史は意外と古いものです。

また直接には、朝鮮出兵の際、

秀吉の命で出兵した加藤清正が持ち帰ったことから

「清正人参」という異名もあります。



ただ日本に上陸してから普及するまでは、その強い香りのせいでかなりの時間が必要だったようです。

秀吉の時代に日本に入ってきたセロリは「東洋種」でした。

江戸時代にはオランダ船により「西洋種」が入ってきましたがいずれも普及しませんでした。

その後幕末や明治時代に入ると栽培が始まりましたが、あまり受け入れられなかったようです。



日本で盛んに栽培されるようになったのは戦後、食生活が西洋化し初めてからで、

昭和50年代頃から一般的になった現在のセロリは、比較的香りの弱いアメリカの品種です。



日本人は どうもあの香りが苦手であった?ようです。 



セロリの効能



原産地である地中海地域では古代ローマ時代から薬用とされてきたように、

セロリの効能は古くから知られていたと言えます。

古代ローマ時代には主に整腸剤や強壮剤として使われていたと言われていますが、

古典文献には他にも様々な効能が記載されています。

●コレラに効果がある

●虫刺されの解毒効果

●血圧の効果作用

●精神安定(種)

●けいれんを解消(種)


また現代の研究ではさらに様々な効能が認められています。

●中枢神経安定作用

   種子の中のアピレンに中枢神経を安定させる作用がある。

●抗けいれん作用

   種子の中のアピレンにけいれんを解消する作用がある。

●血圧降下作用

   カリウムを多く含むため利尿作用を促進、血圧を降下させる。

●大腸ガンの予防作用

   リグニンという繊維質が腸内酵素と反応し便通を良くし発ガンを抑制する。

●避妊作用

   毎日一定量食べ続けると2週間で精子の減少が見られ、

    食べるのをやめると16週間後には副作用もなく精子の数が回復した、

     という研究データがある。



セロリの栄養



独特の香り成分「アピイン」


セロリには独特の香りがあります。

その香りの主な成分が「アピイン」です。

厳密にはアピイン単独ではなく「セダノリット」「セントリン」など

約40種類の成分とともに独特の香りがつくられています。



近年の研究でアピインにはストレス解消、食欲増進、頭痛の解消、

脳細胞の保護作用、抗ガン作用、中枢神経安定作用、抗けいれん作用など、

様々な効能があることがわかっています。

古い文献に記載されている効能のいくつかにはこのアピインが深く関係していると言えます。



アピインは茎よりも葉や種子に多く含まれています。

一般的な料理では茎の部分のみ食べることが多いですが、

少し工夫して葉や種子も積極的に摂りたいものです。


「食物繊維」がコレステロール値も下げる?


セロリは食物繊維が豊富な野菜です。

セロリに含まれる繊維質はリグニンと言いますが、

このリグニンは腸内の酵素と協調して腸内環境を整え便通促進効果を高めます。

この働きにより大腸ガンを抑制する効果があると言われています。

また腸内環境を整えることは便通の改善だけでなく免疫力の向上や美肌効果など

全身の健康維持に役立ちます。

さらに、コレステロールを体外に排出したり、血糖値の上昇を抑える働きも期待できます。

つまりメタボリック症候群対策にも効果的なのです。

食物繊維のコレステロール値を下げる働きは、

タウリンを多く含みカロリーの低いイカやエビなどの海鮮類と一緒に摂ると

より効果を高めることができます。


「カリウム」が血圧を降下



血液中のナトリウム濃度が高まると濃度を下げるために血液の量が多くなり高血圧となります。

カリウムには、一度血液中に吸収されたナトリウムが腎臓に再吸収されないように尿中へ排出させ、

利尿作用を高める働きがあります。

セロリにはこのカリウムが可食部100g中410mgと豊富に含まれており

血圧降下作用があるため、高血圧の人などにはオススメの野菜と言えます。



カリウムはイモ類に多く含まれていることが知られていますが、

イモ類はカロリーが高く食べ過ぎが気になります。

その点セロリは、カリウムは豊富なのにカロリーは100gでたった15kcalと

とても低いので、たくさん食べても大丈夫です。

カリウムは水溶性ですので、生で食べるかスープとして残さず飲むと

無駄なく摂り入れることができます。


美肌効果に「ビタミンC」「ビタミンE」


ビタミンCは、皮膚組織の約70%を占めるコラーゲンの生成に不可欠の栄養素です。

またシミやくすみの元となるメラニン色素の生成を抑制する働きがあるため

肌の健康のためには欠かせない成分と言えます。

ビタミンEには、活性酸素から細胞を守り老化の原因となる過酸化脂質の生成を抑制する働きがあります。

また全身の血行を良くし新陳代謝を高める働きがあるため、

肌のハリや紫外線への抵抗力が高まりシミなどの予防効果も期待できます。

セロリにはビタミンCとビタミンEが豊富に含まれており、

それぞれの相乗効果により抗酸化力が高まり美肌効果が期待できると考えられています。


「ビタミンB1」で疲労回復

セロリにはビタミンB1も豊富に含まれています。

ビタミンB1は糖質をエネルギーへ変える際に必要な栄養素です。

ビタミンB1が不足すると、食事から摂った糖質をエネルギーに変える機能が低下し

体内に老廃物や疲労物質が蓄積するため、疲労を感じやすくなります。

このためビタミンB1が豊富なセロリを摂ることで疲労回復効果が期待されます。


眼精疲労に「βカロテン」


目にはロドプシンという光を感じるタンパク質があります。

ロドプシンが光に反応し、その刺激が脳に伝達されることで

人間の目はものを見ることができています。

ビタミンAはこのロドプシンというタンパク質の生成に必要な栄養素です。

セロリに含まれるβカロテンは体内に吸収されるとビタミンAとして働きます。

食事などでセロリから摂り入れたβカロテンがビタミンAとして働くことで

ロドプシンの生成が促進され、眼精疲労や夜盲症の予防に効果が期待されます。




東洋医学からみたセロリ


セロリは「涼性」の野菜





食材にはそれぞれ体を温める性質を持つものや冷やす性質を持つものなど様々な性質があります。

東洋医学ではそれぞれの性質に応じて食材を

「熱性」「温性」「涼性」「寒性」の4つに分類する「四性」という考え方があり、

体の冷えた症状には「熱性」「温性」の食べ物を、

体が熱っぽい症状には「涼性」「寒性」の食べ物を用いて症状の改善を図ります。

セロリはこのうち「涼性」の性質を持ちます。

さらにのぼせ上がった「気」を降ろす効果も持っています。

そのため、いつも赤ら顔でカッカしており高血圧でめまいが多い方などにはとても良い野菜です。

逆に虚弱で胃腸が弱く冷やすと良くないようなタイプや冷えて下痢がちの人には不向きです。

また体を冷やす働きのある野菜ですので、

妊娠中の方や出産後体力の回復が必要な方なども控えたほうが良いでしょう。

男性の不妊症の方も避けたほうが良いとされています。

セロリは「涼性」の性質ですが、生姜など体を温める野菜とよく煮込むなどすると性質が和らぐので、

胃腸の冷えがある方でも食べることができます。


東洋医学的な効能



東洋医学ではセロリのような香草野菜や菊花茶など香りの豊かなものを摂ることにより

理気作用が高まり気・血・水の巡りが良くなる、という考え方があります。

これはアロマテラピーなどによるストレスの緩和と同じような考え方です。

東洋医学的な効能として知られていることは、

気・血・水(エネルギー・血液循環・リンパ循環など)の巡りが良くなることによる効能と言えます。

「調経化瘀(ちょうけいけお)」血行をよくして生理不順を改善

「祛風利湿(きょふうりしつ)」体の余分な水分を除き、重く痛い症状を緩和

「平肝清熱(へいかんせいねつ)」肝にこもった余分な熱を抑え肝機能を回復




おいしいセロリの選び方




葉まで瑞々しいものを


せっかくセロリを買うならおいしくて栄養が損なわれていないものがいいですよね。

セロリ選びのポイントをご紹介します。

まず茎の部分が太くてハリがあるものを選びましょう。

また茎が肉厚で、筋がはっきりデコボコしているほうが新鮮です。

節より下が20cm以上あるものが料理には使いやすいです。

根元が割れていたり、株が白くひび割れているもの、

切り口から見て細かい空洞ができているものなどは避けたほうが良いでしょう。



セロリは茎よりも葉に栄養成分が多く含まれています。

できれば葉がついたものを選び、葉ごと全て使い切るようにして

豊富な栄養を残さず摂り入れましょう。

葉は緑色が濃くシャキッとしてツヤがあり瑞々しいものを選びましょう。

葉までしっかり使いたいので、枯れているものや色が変わっているようなものは避けましょう。


保存の仕方は?


買ったままにしておくと、葉が茎の水分や養分を吸い上げてしまうので、

すぐに葉と茎を切り分けるようにしましょう。

それぞれを湿らせた新聞紙で包みビニール袋などに入れて

冷蔵庫(野菜室がある場合は野菜室)で保存します。

冷蔵庫に入れる際は、できるだけ生えている状態に似せて、

つまり立てた状態で入れます。

これはほとんどの野菜でも同じなので覚えておきましょう。

比較的早めに食べる場合は水を入れたコップなどに差しておくと、

食べる時までシャキシャキの状態を保つことができます。

葉の部分は細かく切り刻んて冷凍保存しても構いません。

薬味や香りづけなどに使う時に便利です。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
セロリ、私はあの独特な味が大好きなのですが、夫が嫌いなのでめったに料理することが無くなってしまいました。でも日本でセロリの漬物をいただき、すっごくおいしかったので、最近セロリ料理が我が家に復活しました。私一人でバリバリと食べています〜。
arara
2016/02/27 01:12
arara さん
そこまでarara さんと似て居るとは!
あのセロリの完食 味 実に美味しいですね。
今は セロリを 酒粕に漬けて( 二日ほど )食べて居ます。
ほどよく発酵して、実に美味しいですよ。
スイスでは 発酵は難しいかな? 酒粕が手に入ったら 試してみてください。
やはり旦那さんは、あまり得意ではありません。だから、私一人でバリバリ ポリポリ食べて居ますよ。まったく貴家と同じですね。
ハイジママ
2016/02/27 08:15

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