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次代のノーベル賞候補 常識覆す“ハンター” (1月2日9時48分配信 産経新聞のニュースから) 私は、こう言う記事が好きです。 そして、あまり「世の中」からは注目されていないかも知れませんが・・・こういう地道な研究が、いつか・・・この日本を世界を不況から救う「希望」になると信じますね。だから、此処に紹介するのです。出来るだけ多くの方の目に触れますように・・。読まれた方には、より「科学」に対する理解を深めて頂き、若き研究者や、働く医学者などにエールを送って戴きたく、思うのですよ。宜しくお願いします! 「若さのもと」とも言われる成長ホルモンの分泌を促進する魔法のような物質がある。 「若さのもと」なんて!!人間の究極の「ねがい」じゃありませんか! 秦の始皇帝も果たし得なかった「永久の命」、そこまでは行かないまでも・・・見た目、内部の元気さは、誰もが望むところです。 国立循環器病センター研究所(大阪府吹田市)の寒川賢治所長(60)が発見したホルモン「グレリン」だ。 食欲の増進や心機能の改善などさまざまな機能を持つホルモンで、心不全や拒食症、がんの治療にも効果があるという。 将来的には老化を抑える治療薬の開発にも期待されており、まさに21世紀に夢の薬を生み出す物質といえる。 日本人で初めて米科学誌が選ぶ注目科学者の第1位にも選ばれた彼は、間違いなく将来のノーベル賞候補だ。 ■脳内ホルモン探索 体の中では、まだ解明されていない機構や今の科学では説明できない現象が数多く起こっている。 寒川所長は未知の生体システムを解明しようと、脳だけでも約40種類、心臓などほかの臓器を含めると50種類以上の新しい物質を発見してきた。 世界的にもまれにみる相次ぐ成果に、研究者仲間からは“ホルモンハンター”の異名をもつ。 ハンターの歴史は苦難の連続だった。 助手、助教授時代を過ごした宮崎医科大での研究テーマは、脳内にある未知のホルモン探索。 「まだ脳のことが何も分かっていないころでやりがいがあった」。 しかし、苦労して数十種類の新しいホルモンを見つけても未解明の部分が多く、脳にどんな作用を及ぼしているかが分からなかった。 転機は昭和59年。 心臓から利尿や血管拡張の作用を持つホルモン「ANP」を発見したのだ。 「まさか、筋肉でできた臓器からホルモンが分泌されるとは想像もしなかった」と当時を振り返る。 この発見で、心臓が単なる血液を運ぶポンプではなく内分泌器官であることが分かり、これまでの常識を覆したのだ。 寒川所長の名を揺るぎないものにした「グレリン」を探索するきっかけは、平成8年、アメリカの製薬会社の研究チームが発表した論文だった。 内容は「成長ホルモンの分泌を調整する新たな受容体の発見」。 論文執筆者として40人が名を連ねていたが、物量作戦のアメリカでも受容体に結合する物質までにはたどり着いていなかった。 ■新ターゲット探し 成長ホルモンを促進させるものがあれば、老化を食い止めることができる−。 世界で熾烈(しれつ)な競争が進む中、寒川所長らも早速物質の探索を始めた。 ターゲットは脳だ。 多くの脊椎(せきつい)動物は脳下垂体からホルモンを出し、脂肪の分解やタンパク質の合成など重要な働きを調節している。 そのため、成長ホルモンも脳からの分泌であると信じられていたのだ。 しかし研究を始めて2年が過ぎても、物質は見つからなかった。 寒川所長は、ないと思われていた心臓からANPを見つけ出した教訓から、「脳にあるというのは医学上の迷信かもしれない。 これだけ調べ尽くしたのだ」と確信し、新しいターゲットを探した。 ラットの心臓や肺、胃などをすりつぶして得た物質が、成長ホルモンの分泌を促す働きを持っているかどうか一つ一つ調べあげ、その結果、11年3月、誰も想像していなかった胃から、探していた物質を見つけた。 ■「グレリン」を発見 世界との競争に勝ったことで、研究所は沸いた。 だが寒川所長は「物質の構造が特定できるまで慎重にいこう」と研究員らに指示。 その後、人間の胃の中にほぼ同じ構造を持つ物質があることも突き止め、成長ホルモンから由来する「グレリン」と名付けた。 発見から約半年後、論文を米科学誌「サイエンス」に発表すると、先に受容体を特定していた米国の研究者からメールが届いた。 「Congratulation ![]() ![]() !」。競争を戦ったライバルからの祝福メールだった。 寒川所長は14年に、グレリンの発見で日本人で初めて米科学誌が選ぶ注目科学者の第1位に選ばれた。 2位にはゲノム研究者と宇宙科学の世界的な研究者が並んでいた。 「当時の科学誌には、1位はあまり知らない科学者だと書かれてあった」と苦笑する。 グレリンの応用範囲は幅広い。 衰弱状態の患者の心機能回復や食欲増進などのほか、急性心筋梗塞(こうそく)の患者の死亡率を下げたり、糖尿病に効くことも分かってきた。 現在、有効な治療薬のない拒食症の治療薬としても臨床段階にあり、体内にあるホルモンなので、副作用も少ないという。 一昨年、所長に就任してからは研究に割ける時間が少なくなったが、「既に競争渦にあるような物質は遅かれ早かれ発見される。それなら私は、誰も研究対象にしないものを選びたい」。 寒川所長が所長室に掲げている格言がある。 30年前、大学院生時代に偶然松山で買った古本の見返しに書かれていたキュリー夫人の言葉だ。 「実験室に於ける偉大なる科学者の生活というものは、多くの人の想像している様な、なまやさしい牧歌的なものではありません。それは物に対する、周囲に対する、特に自己に対する執拗(しつよう)な闘争であります」 ◇ □小林誠氏「疑問は考え続けるのがよい」 理科離れや教育のありかたについては、昨年ノーベル賞を受賞した小林誠さん(64)や益川敏英さん(68)も、公の場などでそれぞれの持論を述べている。 「難しい物理の本を読み、わいてくるいろんな疑問をずっと考え続けるのが楽しかった」。 小林さんは昨年11月、地元の茨城県つくば市で行った講演で、自身の高校時代を振り返り、「疑問にぶつかっても分からないとあきらめず、考え続けるのがよい」とアドバイスした。 その言葉通り、中高校生向けの講演だったにもかかわらず、ノーベル賞を受賞した理論である「CP対称性の破れ」を説明する“硬派”な内容。講演後、記者に「ちょっと難しかったかもしれないが、物理の考え方を真っ正面から話した」と満足げだった。 理科離れについても約380席が満席になったことに触れ、「これだけ興味を持っているので、学校も地域もマスコミもそれを伸ばしていく必要がある」。 □益川敏英氏「ロマンを持つことが重要」 益川さんも受賞後の記者会見で「科学にロマンを持つことが非常に重要。 若い人たちが科学にあこがれを持つよう社会の環境づくりが必要」と若者へエールを送り、10月に塩谷立文部科学相を訪問した際には「マークシートを使った現在の試験は改めた方がよい」と話し、「人間は好奇心がいっぱい。それにこたえる教育システムが必要だ」と注文をつけている。 ◇ 【プロフィル】寒川賢治 かんがわ・けんじ 昭和23年8月、徳島県生まれ。愛媛大文理学部(現理学部)で有機化学を専攻。51年、大阪大学大学院理学研究科博士課程を修了し、理学博士に。専門は生化学。平成2年、宮崎医科大助教授、5年、国立循環器病センター研究所生化学部長、13年から5年間、京大病院探索医療センターで「グレリン創薬プロジェクト」のリーダーを務めた。14年、「世界で最も注目された研究者ランキング」で日本人初の1位に選ばれたほか、18年には国際肥満学会で基礎部門最高賞のヴェルトハイマー賞を受賞。ほかに岡本国際賞、武田医学賞、上原賞、日本学士院賞など。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー すばらしい先生方 、これらの先生方に続く若き研究者![]() が、育っています!!何も出来ない凡人は、せめてそれらを理解し 、応援すること だと思います。![]() ![]() ![]() フレ= フレ= 応援していますよ。
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ハイジママさんの言われる意味、わかります。 |
よっちゃんのママ 2009/01/10 10:00 |
そうですね。社会の健全な在り方が、少し崩れてきているような気がするのです。頑張る人を応援しなきゃ〜。 |
ハイジママ 2009/01/11 09:03 |
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