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冬の定番といえば、こたつでミカンでしたね〜。 私が子供の頃は、温州ミカンと言えば、お正月の思い出です。 ミカンを並べて遊んだり、袋を並べて針で刺して釣りあげたり、そんな単純な遊びが 普通に子供たちの遊びでした。 他にカルタ取り、百人一首の坊主めくり・・・トランプの神経衰弱・・・。 お友達を家に呼んで、遊んだ冬休みが懐かしい。 でも、最近は、どれもすっかりごぶさたになってしまいました。 何故なんでしょうね?? 冬になれば当たり前のように使っていたこたつですが、 80年代ころから、何となく使わなくなってしまいました。 外国暮らしでは、ブラジル・サンパウロでも、結構寒い冬の居間に、 コタツ持参で赴任してきた方が多くて・・・我が家には無かったので 羨ましく思ったものです。それも70年代の話。 同じように・・・イラクでも、寒い冬には石油ストーブを焚くし・・・ 中にはコタツとコタツ布団持参で赴任された家庭もありましたねぇ〜。 よほど、荷物制限が緩かったのか、前任者からの申し伝えがスムーズだったのか・・・ やはり、寒い大理石の居間に絨毯を重ねて、コタツ布団とコタツのSETがある家には 自然と駐在員が集まり、ホットプレートで「お好み焼き」に「舌鼓」をうったものです。 これも80年代の話。 今は昔の物語?? それ以後は、エアコン、ヒーター、電気カーペットが暖の主役。 こたつに入って、テレビを見ながらミカンを食べて・・・家族が一緒に楽しむ。 そんな冬の暮らしの風物も、生活様式や時代の変化にともなって、 少しずつ消えつつあるのかもしれませんね。 そこはかとなく、さみしい気もしますよね。 しかし日本の味、「温州ミカン」、なくなってしまってもいいのでしょうか はやりすたりは世のおきて。 こたつがエアコンや電気カーペットにとって変わられても、これはどうにもしかたない。 (個人的には、寒さに強い私、少し余分に着れば部屋を温める温度も低めで良い。) でも、とっても身近なこの果物が、時代とともになくなってしまっていいのでしょうか。 「フルーツなんていくらでもあるし、甘夏、八朔、いよかん、ネーブル、オレンジ、ほかのミカンでもいいじゃない」なんて、軽〜く割り切っちゃってもよいのでしょうか。 「こたつでミカン」的冬の生活の衰えは、 全国各地のミカン栽培を、じわりじわりと低迷に導いているともいわれます。 じっさい、70年代には全国で約350万トンだった生産量が、 ここ数年は約100万トンに落ち、平成16年度の統計資料によれば、 すでに100万トンを切っているとか・・・。なんか寂しい〜。 ミカン離れによる影響は、生産農家の方々には深刻な問題。 ミカンの収穫量トップスリーに立つ和歌山、愛媛、静岡はもちろん、 熊本や佐賀、神奈川の産地でも、出荷の伸び悩みを抱えるケースが多いようです。 他の農家と同じように、後継者がいないために、生産をやめてしまうミカン農家も多く、荒廃がすすむミカン畑が、年々目立つようになっているともいわれているのです。 うーむ、これはかなり由々しき事態。ミカンが消えていくということは、ただでさえ低い日本の食糧自給率を、さらに低くすることになりますねぇ〜。 「人気が高い、別の品種に変えればいいんじゃない?」という意見もあるようですが、果実の植え替えには最低でも3〜4年はかかるという。天候に左右されたり、消費者ニーズによって売れ行きが変わるため、品種の切り替えも決して容易ではありません。 とは言え・・・考えてみるとこの私自身、昔にくらべてミカンを食べなくなっているんですよね。 若い時には五個や八個は・・・平気でしたもの(笑) ところが、今は体がそんなに食べられないよ〜〜と。 「ミカンを食べて、応援しよう!」なんていえる立場でもないんです。 私は自宅で「温州ミカン」を生産(たった一本の木ですが、夫婦だけで食べられないほど生ります。)しています。生産農家を応援しようにも、買うということも、出来ません。 おまけに我が家には「八朔」も生ります。 「キンカン」も生ります。 ミカンが好きだと言う家人の為に、狭い庭にはミカン類の木が何本もあります。 スーパーマーケットで、ミカンの小袋を買って行かれるのは、たいていお年寄り。 若いお母さんの買い物かごに「ミカン」が入っているのを見たことが少ないのです。 昔は箱買いでしたね〜。それも10キロ入りとか、15キロ入り・・・。 今は箱も小さくなりました。 冬が暖かくなったので、保存も難しくなりました。 いつごろから、ミカンを食べなくなったんだろう? 幼いころは、先を競ってミカンを食べて、手が黄色くなっちゃったなんてことも多かったのに、今ではなぜか手が伸びない。 それは・・・他に果物の選択が出来るからではないでしょうか? キウイもあります。 バナナもあります。 アボカドもあります。 マンゴーもあります。 メロンもあります。 イチゴもあります。 パイナップルもあります。 レイシもあります。 スターフルーツもあります。 かって昔、手に入らなかったような珍しい果物がお店に並んでいます。 これも、諸外国との貿易の関係でやむをえない時代なのでしょうか? 贅沢はキリがありません。外国の珍しい果物も魅力的に「食べてね〜」と誘惑します。 が・・・出来るだけ、日本の国土に自然の状態で生る果物を大切にしていかねばならないと思うのですが・・。 つまり、風土に合う果物というわけですね〜。 日本古来からの果物を見直してほしいなあぁ〜〜。 柿、梨、リンゴ・・・そして栗、ブドウ、ミカンなのです。 今じゃ〜〜柿など、若い人は見向きもしませんね。 あんなに甘くて美味しいのに、ヌルヌルするからと嫌われます。 我が家には完全無農薬栽培によるミカンがあるわけで、これは自慢のミカンです。 おまけに、どういう訳か?超甘いのです。 もちろん、お礼肥はたっぷりあげています。(主に鶏糞とか油粕とか・・) お米のとぎ汁は、必ずあげています。 程ほどの、私流のやり方が良いのでしょうね。 聞いたところによると、市販のミカンは様々な農薬や肥料を過剰にやっているという。 そんなミカンなら、誰も食べたくもありませんよね〜〜。 そもそも、農薬や化学肥料を積極的に押し進めてきたのは、ほかでもない日本の政府。 その政策が結果的に日本の農業を、農家の生活をおびやかしているなんて、本当に皮肉なことです。 でも、このままでは農業も衰退するし、美味しいものも少なくなってしまう。 最悪の事態 に、なってしまうでしょう。ミカンの木は、手入れをしないまま放っておくと、周囲にはびこるつる性の植物にやられて、3年もしないうちに枯れてしまいます。みかんは湾岸に沿う山の斜面で栽培されますが、枯れ木だらけになったミカン畑を放置しておけば、やがて土地がくずれて、土砂が海に流れ出す危険性も考えられます。ミカン畑が荒れることは、環境破壊にもつながるそうです。 かって歌った「ミカンの花咲く丘」・・・そんな歌あったでしょう? また・・・知って居ますか? ミカンの花の匂いは、とても良い匂いなんですよ〜〜。 匂いに釣られて、ミツバチがいっぱい飛んできますよ。甘い〜甘い〜匂いです。 ニッポンの農業を守るために、環境を守るために、美しい海沿いの景色を守るために、そして何よりおいしいミカンを食べるために、冬の食後の果物はミカンにしませんか?? そうそう〜温暖化で、ミカンの生産地が、どんどん北上していることもご存知でしょうか? 50年前には、愛知県の犬山市が北限と言われましたが・・・今では、かなり北の地方でも栽培が可能です。 現に41号線を車で北上すると、エッツ!こんなに北にも「温州ミカン」が!! と驚かされます。 冬の寒い空気の中で、橙色の可愛い実を見つけると嬉しくなる私です。 半分は、餌が少なくなった山の小鳥たち、カラスたちの餌になっているのも現状です。 山村には、もうミカンを収穫する人も、柿を収穫する人も居なくなっているのです。 ああ〜〜複雑な心境〜〜。 これまでの生産地、四国、九州地方では、暖か過ぎて生産量が落ちているとか。 地球の温暖化、時代の流れに翻弄されて、ミカンの木が切り倒されて行くのが悲しく思います。後継者が居なくて、ミカンの木があっても採算も合わないし・・・そんな話を聞く度に、これから、日本の山は海は環境は、農業は・・・どうなっていくのだろう?と思う私です。 ミカンを食べることがあったら・・・ふと、日本の、地球の環境について考えてみませんか? |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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ミカン美味しいのにね。皮はお風呂に入れます。もちろん、よく洗って。 |
ウルル 2008/02/22 19:18 |
蜜柑から 日本の色んな事が見えてきますね |
マンボ 2008/02/23 04:24 |
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